きみのかけら



『そぉいや!!ねぇちゃん!!こいつの名前飛鳥だかんな☆』



自慢気に言う。




『は!?なんであんたがつけてんのょ!?』



すっとんきょうな声をだす。



『…………………………こいつ記憶ないみたいんだょ。』



悲しげな顔で飛鳥を見つめた。







二人もそれを察知したのかそれ以上なにもいわなかった。








『ねぇちゃん、どっか医者しらねぇ?俺あんまそぉゆうのわかんねぇから。』







『ん~…そだなぁ…それなら…や…『『屋敷はんやな。』』





驚いて悠馬を見る。



『なんだぁ~♪悠馬さんも知ってたんだぁ♪』


ワントーン声を高くして悠馬に言う。



『まぁなぁ♪屋敷はんはこの世界でも指折りの腕前やかんなあ~☆屋敷はんならちょぅどおんなじ城ん中におるで♪』







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