きみのかけら



飛鳥を寝かせて
脳状態をみる…




『で!!どないやねん?』



『……………こりゃぁ……。』



『もったいぶらずに教えてくださいょぉ~!!』



『やっぱり…記憶喪失ですか。。』




『これは…記憶喪失ではなかろう…この子は記憶を忘れたのではなく、失ったんぢゃな。。それに…』


屋敷はなんとも切なげにみて

話しを続ける。



『君らはこの子の紅い眼を見たじゃろ?』


[[うんうん]]



三人とも大きく頷いた。



『この眼はまさしく、我ら魔界の人間の証ぢゃ。』




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