きみのかけら
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沈黙を破って、
『記憶の失ったって…?飛鳥が魔界人って…。』
麗の声が震えている。
『わしも詳しいことわ分からんが…脳を見る限り…確かなことぢゃ。それに正確には魔界人ではない。』
『それって!!どないなことやねん!?』
『そうぢゃな……飛鳥の外見はまるで人間。しかし…眼は紅い。つまり…人間と魔界人の二つの血を持ったことゆうことになる…』
『どちらにも属さない……異端者[heretical]…。』
花音が口を開いた。