きみのかけら
ギュッ…
父様にバレたら…
バレたら…
それを考えただけでぞっとする…
『まぁまぁ、そなぃ怒らんでも。かわぃい顔が台無しでっせ☆ぼーや』
これめがねの男はドアが開いていたことをいいことに無断で、麗の部屋に入り壁にもたれかかる。
『てめっ…!!』
っと言いかけ、
『次期幹部の部屋に無断で入りこむとは何ものだ!?無礼者!!』
と言葉を言い直す。
『はぁ―――…あのですね、ぼっちゃん?わぃは今日からあんたの護衛に付かせてもらう、悠馬でっせ??覚えててくれへんとは…わい悲しいなぁ…。』
と泣き真似をする。
…よく見れば顔立ちもぃいのに!!髪の毛ボサボサのせいでなんかおしい!!…
のんきにそんなことを考えてる姉。笑
そぉぃや…父様がそんなこと言ってたな…
『すまない……。』
しゅんっと子犬のようになった麗はなんともかわぃい…笑