錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-

 そんな騒動が落ち着き、父とローグ4人にネリネは事件の起こったビルの前で互いを見合わせた。

「ほう……ネリネが召喚したと」

「ご、ごめんなさい!」

 少女は深々と頭を下げた。

「ネリネの魔力は凄いね」

 サージェスは感心するようにあごをさする。

「これだけのローグをいともあっさり召喚するとは!」

 わっはっはっ! と高らかに笑った。
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