錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-
「大丈夫かな……」

「まあ、大丈夫だろ」

 小鳥のさえずりと青い空、爽やかな風が頬をくすぐる──ネリネは庭の草花を見回し、空を仰いだ。

 自分のした事で、他の世界のローグにまで迷惑をかけちゃった。

 色んなローグに会えて、ちょっと嬉しいけどみんなを戻さなきゃ……あたしがしでかしたコトなんだもの。

 みんな自分たちの世界があって、生活があるのに、あたしのとこに集めてしまった。

 ごめんなさい……
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