錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-
「ごめんなさい」

 つぶやいて顔を伏せたネリネをローグたちは見つめた。

「オレは楽しかったけど」

「帰れると解ってから言えよ」

「! 帰れるに決まってるだろ。来たんだから」

 チャラローグの言葉に黒ローグは半ば呆れたが、確かにそうだろう。

 ネリネを信じればいいだけだ。
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