錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-


 そうして、静まりかえった裏路地の角を曲がった直後──

「!?」

 目の前にいた黒いスーツを着た男2人が、ローグに眠りの魔法をかけた。

「……っ」

 意識が薄れていく中で、ローグは2人の顔を見やる。

 やはりマイクとイワンだ──それを確認したローグは意識を遠ざけた。


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