錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-

「ローグ!」

「! 親父」

「まったくお前というやつは!」

 無事を確かめるように抱きしめる。

「本当だったろ?」

「あ、ああ。うむ」

「でも、信じてくれたのは嬉しいよ」

 笑みを浮かべ、周囲にいる警察を見やった。

「こんなことでお前が嘘を吐く訳がないからな」

「ありがとう」

「母さんが待ってる」

 2人は車に向かった。

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