錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-
「ねぇねチャラロー……グ」

 見慣れない黒いスーツ姿の男が、意識のなさそうなチャラローグを羽交い締めにしている光景にネリネは一瞬──

「ハッ!?」

 なに考えてるのよあたし!?

「あんたたちダレ?」

「いくぞ!」

「あ! 待ちなさいよ!」

 ネリネは慌てて、みんなのいるダイニングに向かった。
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