錬金爆発-アルケミ・エクスプロージョン-
「どうした」

「ローグがつれてかれた!」

「なんだって?」

「わかんないけど、知らない男2人につれてかれちゃったの!」

「! 車の音」

 黒ローグが外の音に気がついたとき、家の電話が鳴った。

「あ、父さん? え、なんて? 無事だよ、一体どうし──えっ!?」

 オリジナルローグは、電話を切ってダイニングに駆け込んだ。
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