Love School!!!~ヤンキーに愛された女~
優介くんが語り始めた。…真剣な顔をしているから言葉をはさむのはやめよう…。
「ヤンキーってさ…喧嘩強くねーとなれねーじゃん?…まぁ、ヤンキーにあこがれてもいなかったんだけどよ…。」
あたしはコクンと頷いた。
「でも、俺はある日を境にヤンキーになって誰かを守りたいって思うようになったんだ。…俺、彼女がいたんだけど…その彼女、ヤンキーに絡まれて…無理やり抱かれて…自殺したんだ…。そん時、俺の彼女をやったやつが許せなかった」
…その彼女さん…あたしと同じ体験してる?
「それからだ。…俺は要たちに会った。そんで、俺は來鬼に入れてくださいって言った。要たちは俺の理由を聞いて、「よく頑張ったな」って言ってくれて…快く受け入れてくれた。」
「愛莉…?要はお前にしたようなことをするような奴らじゃねぇ…。要たちは…あんなヤンキーたちとは格がちげーんだよ。…お願いだから、戻ってこいよ」
「ゆ…すけぇ…っ…あたしだって…出来れば戻りたいよ?っ…けどっ…怖いんだってぇ…っ!」