〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「あっそれは今は…、
秘密って事で…」

ちょっと、
聞かれなく無かったのか、その質問には答えて貰えなかった。

「そっそうごめんねっ…、職業は隠してもいい
決まりだから…」

ゆうや君は、
質問に対してちょっと、
びくびくしているような、気がした。

「じゃあ…」

ゆうや君は私の手を握り…私の手の中に、
何かを入れた。

「…俺、
こうして一緒に居られる事を、大切にしたいじゃ駄目かなっ…、
何言っていいかっ…
よくわからなくて」

ゆうや君は照れながらも手の中に、
ぽんっと時計をくれた。

小さな星の模様…。

「時計…、
もしかしてくれるのっ?」

「…、俺とお揃い…
同じ時を刻む…って
どう?」

ゆうや君は、
同じお揃いの物を、
持ちたかったのか、
時計をくれた。


‘ひゅ〜っ…ぱぁ〜ん’、
外でタイミングよく
花火が上がりゆうや君は私の肩に、手を置き、
ゆうや君の方に肩を
軽く引き寄せられた。

「…」

花火が綺麗な花を咲かせた。

「すっげぇ…綺麗…」

感動したかのように、
はしゃぐゆうや君
まるで、子供みたいに。

「本当に…綺麗…
学園で花火があるなんて知らなかった」

遠くの方は
停電しているのか見渡し、心配する気持ちと、
折り重なる。

「自分達に出来ることがあるなら…、
何かして行けたらいいなっどんな小さな事でも」


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