〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
振り返った姿はリョウ君…?、
眼鏡を取り完全に別人、
髪型をおろし、
いつもとはどこか、
雰囲気が違って見えた。

「あっ…」

声を漏らしこっちに気付く少し顔をさげ、
こっちに走って来た。

「すみません…ちょっと」
そういうと私の手を、
握り走りだし、
人の見えない場所へ、
移動させられた。

「どこ迄聞かれて迄は
わかりませんが、
この事は誰にも言わないでいただけますか?」

物凄く、
真剣な眼差しを向けて来られ、
何かある気がした。

「何か…事情があるのかなっ?
始めから見てたわけじゃ、ないけれど
あんなに素敵な人魚と
…んっ…」

私の口を、
手でおおわれる。

「ここではその話題は、
ここに居る人魚の中で、
偉い方なのです。
あの方は、
僕の父に人魚と一緒になるように、言われ
僕はここへ連れてこられ、学園の方々の中に逃げ込んだのです…容姿を変えながら」

リョウ君は、
人魚とお父様と何かあった事を伝えて来た。
髪と眼鏡については、
よくわからなかったけど。


「もっと早く、このことを伝えるべきでしたね…、
僕は、人魚の相手にある気持ちはありません、
地上で生きる人間ですから…、学園に逃げていることは、父にも時期にばれるでしょう…、ですが、しっかり話すつもりです」

リョウ君は、
眼鏡をかけ、部屋に戻って行った。

学園は、逃げ場所…、
父親自身が何か理由があったり、色々まだありそう…、いつかまた話してくれるよねっ。

私は、部屋に戻り、宴会場に向かった。



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