〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)

ゆうや君編

(ゆうや君にポイント+6して下さい)

私はゆうや君を探す。
学園の生徒が、沢山居て、中々見つからない。

「おらっ…どいたどいたっ…」

私は、知らない男性から、ボンっと後ろから押される。

そのはずみで、
目の前に居た生徒に
ぶつかる。

「あっ…ごめんなさい…」
目の前に居た、男性は
私を受けとめてくれた。

「大丈夫ですかっ?」

制服姿のお兄さんに
助けられた。

「あっありがとうございます…」

男性はそのまま、
仲間との話をして
何事も無かったような振る舞いをされた。

「…菜月さん?」

後ろから声をかけて来たのは、ゆうや君、
制服姿でいつもとは違う。

「ゆうや君…私
探してたのっ一緒に居たいなって」

ゆうや君の顔が、
少し赤くなる。

「本当にっ?
本当なら嬉しいなっ…」

少し照れ顔になった。

「でも…、ごめんねっ
今からすぐ部屋に戻らないと行けなくて…、
ゆっくりしていたかったのに、また後でデ‐トでもしようねっ」

ゆうや君は、
用事があるのか戻って行った。

私は仕方なく部屋に戻る事に。

「…お姉ちゃん…
ひょっとして、
お兄さん探してる?」

きつねの様な耳をした、
小さな男の子が、
目の前に現れた。

普通の子供が着ているような、半袖シャツに、
青い半ズボン姿、
飾りかどうかわからない、しっぽ

もしかしたらこの学園の、聖霊かも…。

「おにいさんって、誰のことかな?」

男の子は、
私の傍に近寄り。

「決まってるよっ、人魚の姫の相手になるはずの…」
私は、男の子をじっと見る。

頭の後ろに手をやり、
しっぽをゆらゆら…。

男の子は、丸で何かを知ってるかのような
笑みを向けた。


「もしかしてリョウ君?


男の子は手を出す。

「ただじゃぁ〜教えないよっ…、
リョウ君と言う人かは、
知らないけど、王子様なら知ってる」

私は首をかしげる。

「王子様?
それは眼鏡をかけている人?」

男の子は歩きだす、
ゆっくり。

私は男の子の後を、ついていく。

「お姉さんの、王子様の姿がどんなか知らない…、
でも眼鏡かけて居ない…」

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