〜☆恋愛学園物語☆〜（学園編）

みゅうなさんは、
少しがっかりした様な顔を向けた。

「大丈夫だよっ、
みゅうなさんは、
優しいお姉さんだから」

床に膝をつき女の子の目線で、教えてあげた。

「…みゅう…ねぇ…」

女の子は、
みゅうなさんの
近くに小走りをして近づいて行き手を握る。

「わぁ〜可愛い…」

みゅうなさんは、手を握られ嬉しそう。

「あっそうそう…同室どう？私の同室の男性
結構怖そうな人で…、
どうせ一緒の部屋になるなら、
ショウゴ君の方が…、よかったなぁ…
早く退院してくれないかなっ〜」

ショウゴ君はまだ、
退院した話は聞いていない、あれからかなり月日は、たった…。

連絡を取れず学園の中の
病院にも行けず、
守ってくれた事に対して、お礼も言え無いまま。

――。
一階の露天風呂に着くと…。

海の中とは言え、
周りはさすがに、
海は見えない、
混浴もあるけど…勇気も無いので女性専用に。

シャワーとサウナ室、後は広い浴槽は石で囲まれて
出来ている。

タオルは脱衣場に用意
されて居たので、
自分で用意する必要は無い。

「お風呂…ちいさな子にはまだ早いかなっ？」

みゅうなさんは、
なるべく浅くて小さい方に目線をやる。

シャワーがある場所に座り“タオルで体を洗い”
“手で髪を洗い”シャワーで洗い流し温泉に浸かる。

「きゃっ…」

ちょっとびっくりしたのか女の子は、飛び上がる。