〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「…」

私と女の子は男性の居る部屋に…。

「にぃちゃ…?」

女の子はベッドの上に
居るはずの、男性を探す。

「にぃちゃ…」

女の子は部屋の中を掛けづりまわり。
見つからないのか、
ドアをバタバタ。

「にぃちゃ…」

女の子は、
部屋の中から出ようとした。

「あっ…ちょっと…待って!」

女の子が部屋から出ようとしたので、
とっさに手を握った。

「一人でははぐれるから、お姉ちゃんも行くねっ」

女の子はうなづき、
私は女の子と探しに行く事にした。

その辺りには男性の姿は、見当たらず一階、
で倒れていたのを
思い出し
いつの間にか倒れていた場所に、もう一度行くことに。

「…居ないねっ」

女の子は、疲れたのか
しゃがみこんでいる。

“バシッ”

その時、白いドアの向こうからムチの様な音がした。

「どう?痛い?
亡くなったはずの人に
この痛みがあるのかしら?化けて出ても幻では、感じることも出来ないでしょ?」

女性の声が聞こえて来た。

“バシッ”

“バシッ”

「…」

私は、その声にちょっと引き寄せられるように、
わづかにドアを少し開ける。

『…』





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