〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
“ドンドン”
中から鍵が掛けられて居るのか扉は開かない。
「中に居るの?」
声を掛けても返事がなかったので、ニ‐ナに、
中に入って貰い、
開けて貰うことにした。
「…はいはい…
扱いが酷いわねっ…」
ニ‐ナはスッと姿を変え
中に入って行き、鍵を開けた。
“ガチャ”
ギィ…。
中は8畳くらいの部屋があり台の上には水晶の玉が置かれていた。
「この部屋はっ?」
さっき居たきつねが部屋の中に現れ、
水晶の玉を指先す。
「現れたんだねっニ‐ナ…」
きつねはニ‐ナに近寄る。
「あの水晶は
癒しの力の玉…、
あの力の試練を受けたら、
新たにヒ‐リングを宿す事が可能になる傷だらけの、人を一瞬にして、
痛みを半減させられたら…」
きつねはニ‐ナの方を見て水晶をじっと見つめる。
「力を得ても何が起きても保証は無いこん」
私はニ‐ナを見て近寄り、
ニ‐ナを、水晶の前に。
「…?正気?
何かあったらどうする気?精霊とは言え…ヒ‐リングの力を…」
私はニ‐ナを手放し、
手を、水晶の上にかざした。
「…何やってるのっ?、あなたは精霊じゃ…」
“ぽわんぽわん…”
黄色い光が私の手に…
浮かび上がりその瞬間、
ぼわっと、身体が暑くなる。
「…くっ…」
何かが体に入った様な、不思議な感覚がよぎり
それ以外の変化は、
特に見当たらなかった。
水晶の玉は一瞬にして、
黒くなり、
ただの石になった。
中から鍵が掛けられて居るのか扉は開かない。
「中に居るの?」
声を掛けても返事がなかったので、ニ‐ナに、
中に入って貰い、
開けて貰うことにした。
「…はいはい…
扱いが酷いわねっ…」
ニ‐ナはスッと姿を変え
中に入って行き、鍵を開けた。
“ガチャ”
ギィ…。
中は8畳くらいの部屋があり台の上には水晶の玉が置かれていた。
「この部屋はっ?」
さっき居たきつねが部屋の中に現れ、
水晶の玉を指先す。
「現れたんだねっニ‐ナ…」
きつねはニ‐ナに近寄る。
「あの水晶は
癒しの力の玉…、
あの力の試練を受けたら、
新たにヒ‐リングを宿す事が可能になる傷だらけの、人を一瞬にして、
痛みを半減させられたら…」
きつねはニ‐ナの方を見て水晶をじっと見つめる。
「力を得ても何が起きても保証は無いこん」
私はニ‐ナを見て近寄り、
ニ‐ナを、水晶の前に。
「…?正気?
何かあったらどうする気?精霊とは言え…ヒ‐リングの力を…」
私はニ‐ナを手放し、
手を、水晶の上にかざした。
「…何やってるのっ?、あなたは精霊じゃ…」
“ぽわんぽわん…”
黄色い光が私の手に…
浮かび上がりその瞬間、
ぼわっと、身体が暑くなる。
「…くっ…」
何かが体に入った様な、不思議な感覚がよぎり
それ以外の変化は、
特に見当たらなかった。
水晶の玉は一瞬にして、
黒くなり、
ただの石になった。