〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「さぁ〜進みましょう…、この先にきっと、
居ると思いますこん」

きつねはにこにこ、
何かを知ってるような、
私やゆうや君を巻き込み、企んで居るようにも、思えた。

「…ゆうや君…そういえばここに何しに?」

私は壁に手をつき、
ゆっくり歩く。

ゆうや君は、
私の目の前を進み、
私の左手を握る。

「…こうしていた、怖くないし、
はぐれないでしょ…?」

ゆうや君は私の問いに答える前に、
手を握って、暗い道を進む。

「…きつねが、
菜月さんが危ないから
助けってあげて欲しいって起こされ。

気が付いたらここに居て、きつねを見失って段々
眠くて寝てたら、
菜月さんが居て…。

余りよく覚えて無いかなっでも無事でよかった…」

ゆうや君は、
私を心配して助けに…、
寝る時間を、
きつねに邪魔でもされたの…

ゆうや君に何って言おう、この先は、命を落とすかも知れない、
何が起きるかわからない…。

「ゆうや君…
私はもう大丈夫だから、
部屋に戻って」

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「ゆうや君…この先
何があっても私に力を貸して」

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