〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
第14話「ダイキ君の学園生活(前編)」
私はダイキ君と
かりんちゃんと
みんなで学園に戻った。
リョウ君は、
しばらく
学園からいなくなった。
夏が迫る頃…。
私は、ダイキ君の事が心配になった。
学園に戻って来ても、あの傷ではきっと動けない事。
男子寮への立ち入りが
まだ出来ず…悩む。
「菜月さん…
聞きましたか?菜月さん…」
かのんさんが、
真横から顔を出し、
細い目でこちらを伺っている。
「うっわぁ〜っ!
かのんさんいつからそこに?」
かのんさんは立ち上がり、ベッドから少し離れ
ニコッと微笑んだ。
「あっ…ごっごめんなさい…です。
返事が無いもので、
勝手に入らせて頂きましたつい…先ほど…」
私の心臓が飛び出るくらいびっくりした。
かのんさんが嬉しそうに、携帯画面を見せてくれた。
「あっあのぅ…菜月さん…夏の“合宿イベント”
があるのですが
参加されますよね?
ミチルさんは、
キャンプに、
こりたそうで参加辞退されるそうですが、
みゅうなさんは参加されるそうです」
私はベッドに座り直し、
かのんさんを見た。
『もしかしたらイベントみんなが参加したら、
寮へ行きやすくなるかなっ…』
「ん〜今回は辞めておく…私はちょっと疲れちゃって」
かのんさんが少し悲しい顔をした。
「そう…ですかっ
まだ、人魚の館から戻られてお疲れですよね…
私も、菜月さんが行かないのでしたら」
私はかのんさんが私のせいで、
行かなかった事を後悔させたくなかった。
かりんちゃんと
みんなで学園に戻った。
リョウ君は、
しばらく
学園からいなくなった。
夏が迫る頃…。
私は、ダイキ君の事が心配になった。
学園に戻って来ても、あの傷ではきっと動けない事。
男子寮への立ち入りが
まだ出来ず…悩む。
「菜月さん…
聞きましたか?菜月さん…」
かのんさんが、
真横から顔を出し、
細い目でこちらを伺っている。
「うっわぁ〜っ!
かのんさんいつからそこに?」
かのんさんは立ち上がり、ベッドから少し離れ
ニコッと微笑んだ。
「あっ…ごっごめんなさい…です。
返事が無いもので、
勝手に入らせて頂きましたつい…先ほど…」
私の心臓が飛び出るくらいびっくりした。
かのんさんが嬉しそうに、携帯画面を見せてくれた。
「あっあのぅ…菜月さん…夏の“合宿イベント”
があるのですが
参加されますよね?
ミチルさんは、
キャンプに、
こりたそうで参加辞退されるそうですが、
みゅうなさんは参加されるそうです」
私はベッドに座り直し、
かのんさんを見た。
『もしかしたらイベントみんなが参加したら、
寮へ行きやすくなるかなっ…』
「ん〜今回は辞めておく…私はちょっと疲れちゃって」
かのんさんが少し悲しい顔をした。
「そう…ですかっ
まだ、人魚の館から戻られてお疲れですよね…
私も、菜月さんが行かないのでしたら」
私はかのんさんが私のせいで、
行かなかった事を後悔させたくなかった。