〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「確かにかわいい…
オレタチノテント来る?」
悪ふざけなのか、
遊びなのか、
わけもわからず、
絡まれ困り果てる。

「…」

目のに立ち顔を近付ける、男性…このままでは、
キスをされてしまいそうで身動きが取れず、
ただ“されるがまま”の
態勢にある気がした。

「イヤ!!」

私の叫び声に、
周囲の目線がこっちを向き、男性は、
周りを“キョロキョロ”。
「見せ物じゃねぇあっちへいけっ!」

周りを追い払い、
気分がいいのか、
苦笑いし顔を近付けてきた。

「ホント…オレタチノ嫁にいいなっ…」

“ボコ”

強烈な一撃が知らない男性の顔に命中し、
その場に倒れこんだっ。

「何だっ!?」

目を見開いて見ると、
そこには、ダイキ君の姿が騒ぎを聞き付けたのか、
助けに来てくれた。

「何しやが…」

“ボコ”

もう一人の男性も、
顔を殴られ、
そのまま倒れこんだっ。

「こっこのぉ…」

男性二人は、
ダイキ君のお腹を狙い、
もう一人は、
背中を押さえつけつけ、
身動き取れなくされた。

「ぐぅ…」

肩に痛みを感じたダイキ君は、腰を曲げ
座り込む。

「何だっ…こいつは…
傷だけじゃねぇかっ…
この顔どっかでっ」

「どっかでってあいつの
弟じゃ無いかっ?
学園から
まだ居なくなったわけじゃ無かったのかっ?」

男達二人は、
ダイキ君の顔を眺め
苦笑い。

「痛い目合わせとくかっ?死人さんに」



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