〜☆恋愛学園物語☆〜（学園編）

ダイキ君と

ダイキ君は祭壇から下に　降りてきて、
きつねを呼び出し、
剣を取り出す。

「ちょちょっと待って
どうして、ダイキ君
カリンちゃんは
娘さんでしょ？」

ダイキ君の目の色が
いつもと違う様な気がした。

「ったく何なんだよっ…
おい」

ショウゴ君がふてくくされたのか、
嫉妬なのかわからないけどいい顔はしなかった。

「よくわからないけど、
ショウゴ君お願い…
私はカリンちゃんを」

みゅうなさんは
カリンちゃんを連れて
かのんさんと、
扉のある方に非難した。

「菜月さんも危ないから、一緒に非難を……って」

私はダイキ君をぎゅっと
抱きしめた。

「っつ……」

ダイキ君は、
剣に化けた精霊のマサルを高く振りかざし、　
今にも攻撃をしかけて来そう。

『ダイキ君はきっと呪われて居るだけ……
リョウ君もどうしたら
二人を救えるの？
ねぇ……ﾆ‐ﾅ』

「うっおぉぉ！！」

振りかざした剣を、
私に向かって
ダイキ君が振りかざした。
「……！！」

“ｶｷ‐ﾝ”

目を開けるとそこに居たのは、リョウ君。

「菜月さん少し離れて居て貰えますか？
これは兄弟の問題ですから」

剣と剣がぶつかり合い
真剣勝負をしている
気がした。

「……ったく
いい所ばかり
持っていきやがって
そんじゃ俺は、
人魚姫でも攻撃するかっ」
ショウゴ君は、
人魚姫に向かって
歩いて行く。

私はどっちを応援しよう？
〈リョウ君とダイキ君〉

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〈ショウゴ君を〉

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