〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
第6話、学園に!?まさかの異変?
私は疲れが体に残っているのか、少しふらふらする。
他のシュミレ‐ション参加の人も、少し体調が悪そう。

辺りは、少し薄暗くなっていて目がまだ慣れていない。

「なっ菜月さん大丈夫?」
私に声をかけてくれたのはみゅうなさん、
心配して来てくれた。

「大丈夫…」

ぐらっ…ぐらっ…

何か地面が円を描くような変な感覚に襲われた。

「何?どうしたの…何か頭が…くらくら…」

私の目が回る

「どうなってるのっ?、
私もちょっとめまいが…」
地面がゆらゆら…、
この揺れは…

「菜月さんこれは、やっぱり…」

「きゃっ…地震!?」
「みゅうなさん伏せて
地震!」

ぐらぐら学園の建物は
それほど、揺れてないのに地面は物凄く揺れている。
みゅうなさんは、私に掴まる。


「緊急のお知らせを致します。
只今、震度7強の地震が
発生しています。ただちに学園の中にお入りください」

「震度7って、物凄く大きい…学園に行って大丈夫なの?」

みゅうなさんは、
ちょっと不審になりながらはうように少しずつ学園に向かう。

思うように、前に進めない。

「危ない…!」

誰かが大声をあげた。

“ぎっ…ぐらぐら…”

目の前に、大きな木が迫り私の前にあっと言う間に倒れて来た。

「きゃ〜!!」

私は隣に居たみゅうなさんを、突き飛ばした。

“ドン!”

スローモ‐ションの様に、みゅうなさんは、押された弾みで、私から離れて行った。

“ずっざっざっ…”

誰かが、スライングをして来たのか私に覆い被さって来た。
暗くて顔がはっきり見えない…。その瞬間、ドカン…っと、木が倒れた。




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