〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「そっかっゆっくりして、元気になってねっ」

みゅうなさんは、
ぎこちない私の返事を、
気にした様子も無く、
少し、心配そうな気遣う
言葉を向けてくれた

みゅうなさんは、
優しい笑顔を向けながら、隣のかのんさんと、
目があった。

「そっちの
可愛い女性はお知り合い?」

みゅうなさんは、
目の合った、かのんさんが気になるみたいだっ。

お互い初対面なら、当たり前なのかも知れない。

「あっ…あのっ…、えっとはっ初めまして…、
私は…」

かのんさん、は
“青のワンピース姿”
いつも、ラフな格好が多い気がする。

私より、ガチガチの、
緊張した、ぎこち無さ、
up↑(あっぷ)
のかのんさんを、
見かねて私が、
割って入った。

「かのんさんは、
私と同じルームメイトで、いつもお世話になってる、とても優しい、純粋な人なのぉ〜」

私は口から出た言葉を、
そのまま伝えた。

みゅうなさんは考え込んだ後。

「そう何だっ、
同じルームメイトの人と、仲良く出来て、羨ましいなぁ〜」

ルームメイトの話になった瞬間落ち込む、
みゅうなさんの、
言葉にちょっと、
心配になった。
まるで、
何か上手くいっていない、理由を抱えて居るような、言葉づかいに。


「何か…ルームメイトの方と、あった?」

私はみゅうなさんに聞いてみた。

聞くべきか聞かないべきか迷うことも、
言ってから気付く事も
ありながらも。






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