〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)

第8話松丘りく編「GW…突入」

私はリク君にメールで、
今日会えないか、
連絡をした。

お花見の時に、名前を
教えて貰えたので。

「リク君よかったら、
今日一緒にどこか行きませんか?」

を送信した後、
しばらくして返事が届いた。

「ご連絡ありがとうございます。僕でよかったら
お昼の11時過ぎに
女子寮の前の玄関で」

と返事を貰った。

私はリク君に会う準備を
終え部屋から出た。

カノンさんが私の、
格好を見て、
じっと見ている。

「あっ…あのっ…、
どこかにお出掛けですかっ?」

カノンさんは、
私の姿を見て、
気になったようだっ。

「うん…あのねっ…デ‐トに…」

ピクリと反応し、
近寄って来た。

「デ‐トですか?
誰とですかっ…、
もしかして…」

顔が近い、
カノンにびっくりした。

「リク君…、
ほら…お花見で、
一緒に居た静かな
男性が居たでしょ」

カノンさんは、ただ
見つめている。

「そっそうですかっ…、
よかったですねっ」

カノンさんを見て、
何と無くしょんぼりして、
元気が無い気がした
もしかしたら、
リク君の事がカノンさんは好きなんじゃ…と何となく、これ以上会話は
よした方がいい気がした。

『…悲しい顔…今はそっとしておこう』

私はとにかく、
待ち合わせ場所の、
女子寮に向かった。




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