〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「おっねぇちゃんもやるかい?、そらっ
網だっ網は一人3つしか
無いからなっ、
それと、
一人最高金魚は5匹迄
それ以上は取ってもむこう」

頭に白いタオルを巻き、
足には黒い長靴、
ラフな格好のおじさんが、軽く説明をしてくれて
私も、挑戦したけれど。

泳ぐ金魚に狙いを
定(さだ)めた。

すばしっこい金魚の中には黒い金魚や、白い金魚、
大きな出目金、
私はそれは、狙わず赤い
金魚を、狙った。

「うぅ〜!」

ハルキ君はすべて網が、破れ、おじさんが二匹、
ハルキ君に透明の袋に入れ、手渡した。

「えいっ…」

“ピチャッ”

「えいっ…」

“ピチャッ”

ゆうや君の狙う、
金魚は次々に網を
突き破る。

みゅうなさんは、
網を入れ物に近付け、
ゆっくり、金魚の場所に、水の中につける時間を減らし、一気に、器に掻き込む(かきこむ)

「やぁ…!」 

金魚は、みゅうなさんの
一瞬のすきに器の中に
入った。

「よしっ!次」

浴衣の袖を捲り上げ、
やる気十分のみゅうなさんの器は、5匹が入り、
おじさんに止められる。

「いゃぁ〜大したもんだねっ…、もう5匹も取ったんだっ、これで勘弁なっ」

みゅうなさんの取った
金魚の中には白い金魚迄。

ゆうや君も、2匹は取れたものの、
網は破れ回りの、
内側で狙うも、
おじさんに止められ、
終わらせられる。

「う〜んもう少し取れそうだったのに…」

「勘弁してくださいよっ…、回りの枠で取るのは…」
私は金魚を取ることが出来ず、金魚を2匹貰い
〈金魚すくい〉を離れ
みんなで、奥に進んだっ。





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