今日で終わりにしてくれますか
やっと出来た友達
同時に私の大好きで愛しい人
勘違いされたくない
私を、嫌わないで欲しい
「つーか、穂束さんも穂束さんだよねー」
彼女を、悪く言わないで
この言葉が聞こえた次の瞬間、思わず教室の中に入って行こうとしたけど
「ねぇ、何でそんなこと言うの?」
聞こえた彼女の声に、足を止めてしまった
というよりも、教室の中に入ることが出来なかった
怖くて
彼女の反応が、彼女が何を言うのか
怖くて仕方なかったのだ
でも、そんな思いも
「貴女たち、凄く醜い」
杞憂に変わる