今日で終わりにしてくれますか



ひ、酷い・・・・・・

体育座りをした自分の足に、顔を埋めて項垂れた


「やっぱり、橘のことだけじゃない。アンタが変わるの」


聞こえた声に、聞こえないフリをしたかったから

違うよ、そんなことない

颯人なんて全く関係ないよ

言いたくても言えない言葉

私は、その言葉を胸に仕舞うだけで、百合亜に向けても、誰に向けてでも声にすることが出来ない

結局私は、全てのことに関して、臆病なのだ


だからこんなことになる


「私が・・・・・・」


もしも私が、


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