今日で終わりにしてくれますか



疑問を持ちながら首を傾げていると、百合亜も同じことを考えていたのか、気持ちを代弁してくれた


「花崎、アンタなんでいるのよ」

「ひどーい!私、隣のクラスよ?」



あれ?そうだっけ

みーちゃんってこんなにクラス近かったかなあ

もう一度沸いてきた疑問に喉を唸らせていると


「嘘言うんじゃないわよ。アンタは7組でしょうが」

「・・・・チッ」


舌打ちするみーちゃん

やっぱりクラス遠かったよね

なのに何で、体育館なんかにいるんだろう

授業、大丈夫なのかな


「みーちゃん、さっき言った通り単位危ないんでしょう?ここにいて大丈夫なの??」

「紅鈴ちゃんやさしーっっ大丈夫!いまは自習だから」


そういう問題じゃないよね


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