海桜
やっぱり、現代の僕らには普通にある物でも

この時代では凄い物になるんだなぁ。

「っ!俺はまだ認めねぇぞ。

異国の物かもしれねぇじゃねぇか!!」

やっぱり面倒臭いねー。

なら、これならどうよ?

「梅の花一輪さ……」

「うわぁぁぁぁ!!」

「ぷっ!」

ふふっ、凄い慌てよう。

皆は知らないのか訳が分からないって顔を

してるけど…。

豊玉さんを知らないのかな?

沖田さんは知ってるみたいだね、

俺が言った瞬間吹き出したし。

「ってめ、何でそれを知ってやがる!!」

「言ったじゃあないですかー、未来から来たって!

未来でも有名なんですよー、豊玉さん♪」

「ぶはっ!」

沖田さんはもう我慢出来ないとゆうように

お腹をかかえて笑い出した。

真っ赤な顔の沖田さんに対し

土方さんの顔は真っ青になっている。

「まだ知ってますよー。

春の草五色ま………」

「うわぁぁぁぁ!!

わ、分かった。信じるからもうやめてくれ!!!!!」

そんなに知られたくないんだ?

じゃあこれから土方さんをからかうネタに

使わせてせてもらいまーす。


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