海桜
「ふーん、土方さんが…。

分かった、じゃあ……。

おーいお前ら聞けっ。」

平助が突然素振りをしていた平隊士達に言った。

隊士達を2つに別けて片方を俺、片方を平助が

教えるから好きなほうにいけ、と。

当然俺は昨日入ったばかりで怪しいヤツ、

って思われてるから俺のほうに来たのは

4人だったけどー。

ま、教えやすいし良いんだけどー。

てゆうか、まず始めようにも名前知らないし…

「僕は新哉凪抖です、宜しくお願いしますねー。

貴方達も自己紹介してもらえますかぁ?」

「あっ、僕は佐々木愛次郎です。

宜しくお願いします、新哉先生」

格好いいけど、まだ幼さが残る男が言った。

「僕は楠小十郎です」

お、これまた美男だねぇ。

「馬越三郎です。」

「山野八十八です。」

後の二人も美男だ。

ってゆうかコイツ達、新撰組の美男五人衆だ…。

歴史通り美男だな。

あ、俺さっきから美男美男言ってるけど

けしてホモじゃないからね?うん。
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