海桜
「じゃあまず、貴方達の実力を見たいので

1人ずつ僕と撃ち合って下さい。

あ、殺す気で来てくださいね?

本気でしなければ意味がないので…」

まずは佐々木から来た。

「やぁぁぁぁぁっ!!」

バンバンバンバンバン

佐々木が打ってきた竹刀を軽く流し

スッ

自分の竹刀を佐々木の首筋にあてる。

「!?」

「ここまでだね。

佐々木は、力はあるけど体力が足りないよ。」

少し休憩した佐々木に、

素振り300回と武道場の回りを50周走って来る

ように言うと佐々木は素振りをしはじめた。

他の三人にも同じように練習メニューを

考えてやらさせた。

皆同じメニューをするよりも、

その人その人に合ったメニューのほうが良いからね。
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