海桜
「みなさぁーん?

何、してるんですかぁー?」

満面の笑みのままゆっくり低い声で沖田さんは

群がっている隊士達に問い掛ける。

それはもうこの世の物ではない

雰囲気で……。

隊士達は当然「ヒィィィィッッ!!」

と声を漏らしてましたよ…。

当たり前だよね…

「退いてくれますー?

ご飯、食べれないんですよね」

沖田さん相当お腹減ってたんだ…。

隊士達は沖田さんの言葉を聞いた瞬間

即自分達の席に戻って行った…。

怖かったんだね、うん。

まぁ、とりあえず落ち着いて良かったよ。

沖田さんも今はご飯をモグモグ食べている。



< 91 / 111 >

この作品をシェア

pagetop