これでも好き?




爪で引っかかれたかな?


それを見て、思わず笑みがこぼれた。

「ケーサツって、罪のない人にも
  暴力振るうんですね~
  しかも、血まで流させて。」


「そ…それは……」


「最低ですね」


そういって睨みつけると、

目をそらす警察。




「…早く手当してあげなくちゃ」


警察なんてもう気にせずに、

先輩の事を考える。


「待っててくださいね?フフ」


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