リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『鬼畜』・1
不意にご主人様の手が伸び、あたしの後頭部に触れた…と思った瞬間!
「いたっ!」
髪を鷲掴みにされて、引き寄せられた!
おっ女の子の髪の毛を、普通掴んで引っ張る!?
「こういうふうに、いろんなお前を見られるのが一番楽しいからな」
間近で悪魔が微笑む。
痛みで涙が浮かび、顔をしかめる女の顔を見て、笑うなんて悪魔以外の何ものでもない!
ぎりっと歯を噛んだ後、あたしは作り笑みを無理やり浮かべた。
「じゃあ…覚悟しといてくださいよ?」
「何がだ?」
「あたしは絶対にご主人様を愛しません。例え力でねじ伏せられても、あたしの心だけはご主人様の物にはなりませんから」
真っ直ぐに目を見つめながら言うと、今まで見たことのないぐらい、甘い微笑みを浮かべる。
「それは楽しみだな」
そう言って手を離したので、ようやく開放された。
痛む頭を撫でながら、それでもあたしも引きつった笑顔を見せる。
「いたっ!」
髪を鷲掴みにされて、引き寄せられた!
おっ女の子の髪の毛を、普通掴んで引っ張る!?
「こういうふうに、いろんなお前を見られるのが一番楽しいからな」
間近で悪魔が微笑む。
痛みで涙が浮かび、顔をしかめる女の顔を見て、笑うなんて悪魔以外の何ものでもない!
ぎりっと歯を噛んだ後、あたしは作り笑みを無理やり浮かべた。
「じゃあ…覚悟しといてくださいよ?」
「何がだ?」
「あたしは絶対にご主人様を愛しません。例え力でねじ伏せられても、あたしの心だけはご主人様の物にはなりませんから」
真っ直ぐに目を見つめながら言うと、今まで見たことのないぐらい、甘い微笑みを浮かべる。
「それは楽しみだな」
そう言って手を離したので、ようやく開放された。
痛む頭を撫でながら、それでもあたしも引きつった笑顔を見せる。