虹色歓談
教習所の中、走ってる時には、クラクションを族鳴らしして、

私達が学科を勉強している教室を大爆笑させていたのに、

隣にいる暴走族くんは、まさに意気消沈だ。

暴走族くんは、ついに私達と同じ日に本免をうけることになった。
あ~今日もこの子、落ちるわ。自分の事を棚にあげまくって、暴走族くんを見た。

予想通り、暴走族くんも私達4人も、見事、スッパリ不合格。

私達は、一回で、通るとは、思ってなかったから、それほど、ショックは、なかったけど、
暴走族くんは、救いがたい位の落ち込みようだ。

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