マイペース×ベタ惚れ天然

今日もいつも通りの1日を終えて
結人と帰ろうとしたとき、

「ゆ、結人くんっ!」

と、かわいらしい声が背後から聞こえた。

結人と共に振り返ると
茶髪で巻き髪の綺麗な子が立っていた。

「えっ…と」

結人はちらりとあたしの方を見る。

「あたしはここで待ってるから」

と言い笑った。

「じゃあ...」

あまり乗り気ではない結人は
あたしの方をチラチラ見ながら
茶髪で巻き髪の子、マキコ(勝手にあだ名をつけた)について行った。


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