リクエストを基にした・【Kiss】シリーズ 『懐き系』・1
この少年につきまとわれるようになったのは、ここ最近のこと。
ある日、少年から告白された。
けれどあまり恋愛ごとに興味の無かったわたしは、断った。
それ以来、何かとわたしの近くに現れるようになった。
中学生という多感な時期だし、ほっとけば飽きるだろうと思っていたのに…。
飽きることなく毎日毎日、姿を現す。
友達からは関わるなと言われているんだけど、…何かほっとけなくて。
まあ別に恋人になりたいってしつこく言い寄ってくることもないし、今のままなら気楽で良い。
「ねぇ、おねーさん。今日も家に行って良い?」
「うるさくしないなら、良いけど」
「じゃあ行く!」
ぱあっと明るい笑顔を見ると、心が和む。
恋愛感情ではないにしろ、少年を可愛く思う気持ちはある。
そして学校へ到着すると、手を離そうとした。
「ホラ、アンタはアンタのクラスに行きなさい」
「う~。おねーさんと一緒が良いのに…」
ある日、少年から告白された。
けれどあまり恋愛ごとに興味の無かったわたしは、断った。
それ以来、何かとわたしの近くに現れるようになった。
中学生という多感な時期だし、ほっとけば飽きるだろうと思っていたのに…。
飽きることなく毎日毎日、姿を現す。
友達からは関わるなと言われているんだけど、…何かほっとけなくて。
まあ別に恋人になりたいってしつこく言い寄ってくることもないし、今のままなら気楽で良い。
「ねぇ、おねーさん。今日も家に行って良い?」
「うるさくしないなら、良いけど」
「じゃあ行く!」
ぱあっと明るい笑顔を見ると、心が和む。
恋愛感情ではないにしろ、少年を可愛く思う気持ちはある。
そして学校へ到着すると、手を離そうとした。
「ホラ、アンタはアンタのクラスに行きなさい」
「う~。おねーさんと一緒が良いのに…」