目が覚めると7人の男が側にいました。




「何ともなくて良かったなぁ!」


「……。」


「あーマジで安心したっ!」



そう言って男があたしに抱きつく。


他の6人の視線があたしに向けられ、全員が安心したように優しく微笑む。


ーーーけれど、やっぱりわからない。


どうしてここにいるのかも、あたしが一体誰なのかも。



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