SUN or RAIN ①




「あのー、すみません」




サファイアの編集の峰という女性がモデルしないかと言ってきた。




太陽はすぐにやりますと答えたが、
俺はそんなのに興味ないし、したくもない。




「俺…パス。興味ない」




カメラの前でニコニコなんて俺には無理だ。




俺は早乙女の腕を掴んで歩き出した。




「工藤君…痛い…よ」




< 120 / 308 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop