SUN or RAIN ①




「あ…」




俺は無意識の内に強く握ってしまっていた。




手を離すと握ってた所が赤くなっていた。




あ…どうしよう。




キョロキョロ見渡したら公園が目に入った。



「ちょっと待ってろ」




俺はハンカチを濡らしてきて早乙女の腕をそっと持ち上げた。




ハンカチを当てていたとき申し訳ない気持ちで一杯になった。



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