SUN or RAIN ①




「貸し切りにしたら二人っきりだからだよ。誰にも…邪魔されない」



スッとあたしの耳元に顔を近付けて囁いた。



また、からかって……。



「はいはい…///」



あたしをからかって何が楽しいんだろうと思う。



太陽君はニコッと笑うとあたしの手をきゅっと握った。



鼓動が速くなって……胸がきゅっとなって……



あたしは、太陽君のこと好きなの?



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