SUN or RAIN ①
*最終章* 好き

時雨Side*





ガチャ――



俺は樹里を抱き抱えたまま風呂場につれていきお袋に頼んだ。




「終わったら俺の部屋に連れてって温かいものでも飲ませといて」



「わかったわ」




よろしく、と言って風呂場を後にした。





俺のすべきことを為しに――






コンコンコン――…



「はーい」




俺はドアを開けて中に入った。




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