SUN or RAIN ①




「……はい」



「そう……



樹里ちゃんは2人のことちゃんと見てくれてるのね。



じゃあ樹里ちゃん?



時雨のことよろしくね」




真美さん……




「はい」




あたしたちは笑いあった。



時雨君――



照れて顔を赤くするのも


あたしを心配そうに見る瞳も優しいとこも


全部好き。



これが"恋"なんだね。



初めて知ったよ。



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