SUN or RAIN ①

時雨Side*





俺がドアを開けると樹里と……お袋がベッドに座って笑いあっていた。



お袋、まだいたのか。



「あら、時雨。


ふふっじゃああたしはもう行くわねー♪


またね樹里ちゃん♪」



「はい、ありがとうございました」



お袋はすれ違い様に俺の肩をポンッと叩き


「頑張って♪」


とニヤニヤして出ていった。




クソッあのお袋……



< 299 / 308 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop