SUN or RAIN ①




「きゃー!!! 太陽君優しい!」



俺は女子たちにニコッと笑う。



…もう30分くらい経ったぞ。



ケータイの着信がなって出ると運転手の斎藤さんだった。



「あ、斎藤さん? はい、わかった。
ほんっとごめんね、また今度…。
あ、雨降ってるから気をつけてね」



「うん!!!」



バイバイと今度こそ帰っていった。



時雨待ってるだろうな。



まだ本読んでるのかな?



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