SUN or RAIN ①




「へ? あーうん、気にしなくていいから。それと…」



ん?と、首を傾げる。



「太陽って呼んで。俺も樹里ちゃんって呼んでるし」

「えっ」



戸惑ってるあたしに「はい、決定ー」と楽しそうに笑っている。



「じゃあ…太陽君で…」





「あと、敬語もナシ!同級じゃん」


「うん」


太陽君が笑顔で頷いてくれた。



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