咲き舞う華は刻に散る


そして、今も――。



「茶葉の量を加減しろと何度言えば分かるんだよ!?」



ただ今、美桜里は土方に説教されている。



「つか、どれだけ入れたら、こんなのになるんだ!」



土方が指差した方にはヘドロのような色をした茶?があった。



?がついたのは、茶と判別するには些か難しかったからだ。



ちなみに説教をされている当の本人は聞こえていないかのように、そっぽを向いている。





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