咲き舞う華は刻に散る


「美桜里さんと遣い?良いですよ」



彼女の視線に映るのは土方の頼みを素直に受け、金を受け取る沖田。



ようやく状況を把握した美桜里は土方に抗議しようした。



「ちょっと待て!何故、私が遣いに――、うわっ!?」



「じゃあ、土方さん。行って来ますね」



「ああ」



しかし、美桜里は抗議の最中に沖田に手を引かれ、半ば強制的に買い出しに連れ出されるのだった。





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