monoTone
京介に女ができた。
名前は橘日向っつって、チビなくせに口が達
者な奴。
まぁ、頭も良いけど、数学はできねぇから、
今は京介に教えてもらってて、すげぇ頭が良
いらしい。
アイツと出会ったのは、アイツが高熱を出し
て、京介に看病されてる時だった。
いきなり京介に呼び出され、京介の家に行っ
たら、アイツが京介のベッドで気持ち良さそ
うに寝ていた。
…なんだよ、京介の奴。
他の奴が自分のベッドで寝るのは嫌だとか言
っときながら、女なんかをそこに、寝かせて
やがる。
…で、俺らにアイツを看病しろとか言いやが
って。
まぁ…京介が言ってるし、やってやらなくも
ねぇけどよ。
で、なんだかんだ仲良くなった俺ら。
でも、すげぇ違和感があった。
美月を可愛がっている京介。
美月が女嫌いだからと、女とは関わらねぇ京
介。
徠斗は女好きだけど、美月がいるから、俺ら
5人と女が深く関わることはなかった。
だから、京介の考えがわかんねぇと思ってた
し、アイツも俺らと同じなのかと思った。
けど、軽々と俺の過去に踏み込んできやがっ
たから、キレた。
そして…
「詳しく聞きてぇなら、俺と二人きりの時に
言え」
なんて言ってしまったことに、すごく後悔を
した。
…バカだ、俺。
名前は橘日向っつって、チビなくせに口が達
者な奴。
まぁ、頭も良いけど、数学はできねぇから、
今は京介に教えてもらってて、すげぇ頭が良
いらしい。
アイツと出会ったのは、アイツが高熱を出し
て、京介に看病されてる時だった。
いきなり京介に呼び出され、京介の家に行っ
たら、アイツが京介のベッドで気持ち良さそ
うに寝ていた。
…なんだよ、京介の奴。
他の奴が自分のベッドで寝るのは嫌だとか言
っときながら、女なんかをそこに、寝かせて
やがる。
…で、俺らにアイツを看病しろとか言いやが
って。
まぁ…京介が言ってるし、やってやらなくも
ねぇけどよ。
で、なんだかんだ仲良くなった俺ら。
でも、すげぇ違和感があった。
美月を可愛がっている京介。
美月が女嫌いだからと、女とは関わらねぇ京
介。
徠斗は女好きだけど、美月がいるから、俺ら
5人と女が深く関わることはなかった。
だから、京介の考えがわかんねぇと思ってた
し、アイツも俺らと同じなのかと思った。
けど、軽々と俺の過去に踏み込んできやがっ
たから、キレた。
そして…
「詳しく聞きてぇなら、俺と二人きりの時に
言え」
なんて言ってしまったことに、すごく後悔を
した。
…バカだ、俺。